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2021-03-19

「新タマネギ」について

春の野菜の「新タマネギ」は、普通のタマネギと比較すると辛味がマイルドで生食でも食べやすいですよね。ここでは、サラダで食べやすい「新タマネギ」について、ご紹介します。

【新タマネギと一般的なタマネギの違い】

どちらも、旬は3月から5月です。成分にも大きな違いはありません。異なる点は、収穫してから出荷するまでの保存方法です。

一般的なタマネギは、しっかり乾燥させて保存性を高めてから出荷されるので、常温保存が可能です。乾燥させているため、水分は少なく、辛みがあり、薄皮は茶色くなります。

一方、新タマネギは、すぐに出荷するため、皮が薄く、水分が多くてやわらかく、辛味が少ないのが特徴です。日持ちがしないため、新聞紙で包んで冷蔵庫に入れ、1週間ほどで使い切るようにしましょう。

【栄養素】

ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などを含みます。他にも、下記のような様々な効果をもたらす栄養素があります。

《ケルセチン》

がん、動脈硬化、糖尿病などの予防に効果があります。また、アレルギーを抑制したり、紫外線から肌を守る効果もあります。更に、早期のアルツハイマー病の改善にも効果的と言われています。

《硫化アリル》

特有の辛味成分です。切ったときに目が痛くなったり、涙が出たりするのも、「硫化アリル」の刺激によるものです。

血液が固まるのを抑制して、サラサラにする効果があります。血栓や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの予防に効果があります。さらに、鎮静作用や、ビタミンB1と結合して疲労を回復させる作用もあります。

《オリゴ糖》

甘味成分です。腸内の善玉菌のエサになり、整腸作用が期待できます。

【調理する際の注意点】

・「ケルセチン」や「硫化アリル」などは、水溶性で、水に流れ出てしまうので、水にさらさないようにしましょう。

辛味が気になる方は、切ったあとにそのまましばらく置いておき空気に触れさせるだけでも、マイルドになり食べやすくなるため、おすすめです。

・「硫化アリル」は熱に弱い特徴もあります。栄養を効率よく摂取するためには、生で食べるか、加熱するとしてもサッと炒める程度にしましょう。

また、ビタミンB1と結合することで、疲労回復の効果が期待できるため、豚肉、レバー、大豆等と一緒に摂取するのがおすすめです。

【簡単和風サラダのレシピ】

《材料(1人分)》

・新タマネギ1/2個

・梅干し1個

・かつお節(好みで)

・しょうゆ小さじ1/2

・オリーブオイル小さじ1/2

《つくり方》

①タマネギを薄くスライスして、15分程放置しておきます。

②梅干しから種を取り除き、たたき、かつお節、しょうゆ、オリーブオイルを混ぜて①と和えて完成です。

簡単にサラダにして、栄養をしっかりとりましょう。

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