春の野菜ってどんなもの?
段々と暖かくなってくる春、緑が芽吹き始めるこの時期。
「春野菜」といった言葉があるように、この時期にしか食べられない野菜はあるのでしょうか?
今回は、そんな気になる「春野菜」について、簡単に美味しく調理できるレシピとともにご紹介したいと思います。
今夜の献立に悩んでいる方など、是非ご覧ください♪
春野菜ってどんなものがあるのか?
芽吹きからも想像される通り、タラの芽、フキなどの山菜が思い浮かぶのではないでしょうか?
その他にも、筍、菜の花、アスパラ、新ジャガイモ、新ゴボウ、新セロリ、春キャベツなどが「春野菜」と呼ばれています。
春にしか食べられない、フキや菜の花、タラの芽は、食べた時にほんのり感じる苦味が特徴的な野菜です。
この苦味は、害虫から身を守るための“植物性アルカロイド”という含有成分がもとになっていて、独特な香りもその成分がもとになっています。
また、この成分は腎臓の働きをアップするので、老廃物の排出を促進し、デトックス効果が期待できるのです。
そして筍には、食物繊維や“カリウム”が多くふくまれますが、それに加えてアミノ酸の一種の“アスパラギン酸”も多いため、疲労回復が期待できる春野菜になります。
◎春野菜の代表格「筍」を使ったレシピをご紹介します。
筍料理の代表格といえば、若竹煮や土佐煮、炊き込みご飯ですが、今回は炒めるだけの簡単で美味しく食べられるレシピをご紹介したいと思います。
「ガーリックバターたけのこ」
トースターで簡単に作れますよ♪その間に、他の料理に取りかかれるので時短レシピにもなります。
〈材料2人分〉
筍の水煮:230g(1つ分)
にんにくすりおろし:大さじ1/2杯
バター:10g
酒:大さじ2杯
みりん:大さじ2杯
砂糖:小さじ2杯
醤油:大さじ2杯
〈作り方〉
①筍の水煮1つを5等分にカットします。
耐熱容器にうつし入れて、にんにく・酒・みりん・砂糖・醤油を入れて、20分程度漬け込みます。
②天板の上にアルミホイルを敷いてバターを塗ったら、その上に①の筍を並べて、表面に溶かしたバターを塗りましょう。
③200度のトースターで焼き目がつくまで焼いたら、裏返して①の漬けダレを塗り、さらに焼いて、焼き目がついたら出来上がりです。
☆筍はカットの仕方で食感が変わるので、お好みの厚さにカットしてみてください♪
出来上がりに、ブラックペッパーや七味唐辛子を振っても美味しいですよ♪
フライパンでも同様に美味しく作れるので、楽な方でお試しください。
まとめ
スーパーに行って、美味しそうな春野菜がたくさん並んでいると、今日は何を食べようかと嬉しくなりませんか?
寒い冬の間に、土のなかでジッと耐えて育った春野菜には、大地の恵みがたっぷり含まれています。
お花見などのイベントに、春野菜を詰め込んだお弁当も良いですよね。
是非、簡単レシピで旬を楽しんでみてください。