新ごぼうの魅力
ごぼうと言えば、冬のお野菜のイメージがありますね。
今回は、「夏ごぼう」である新ごぼうを紹介します。
新ごぼうと普通の違い
通常に出回っているゴボウは、カリカリとした歯ごたえですが、新ゴボウは香りも良く、柔らかくて歯ざわりがいいのが特徴です。
アクが少なく甘みがあるので、さっと茹でて、シンプルに味を付けても美味しいです。
また、整腸効果のある食物繊維、血圧を正常に保つ効果のあるカリウム、そして、歯や骨の形成に必要なカルシウムやマグネシウム、抗酸化作用のポリフェノール、成長ホルモンを促すアルギニンなどが、豊富に含まれています。
ただ、ビタミン類は、あまり含まれていません。
美味しいゴボウの見分け方は?
では、どのように美味しいゴボウを見分ければ良いのでしょうか?
見分け方は下記になります。
・ひげが少ない
・ひび割れしない
・太さが均一
・弾力がある
以上4点が美味しいゴボウの見分け方になります。
ゴボウの保存方法は?
採れたてで、鮮度の良い物は皮の色が白いです。
洗って売られていることが多いため、土付きのものを選んだ方が、鮮度が高くて日持ちします。
新ごぼうや洗いごぼうは、ラップにくるめで保存袋に入れるか、新聞紙でくるみ、野菜室で保存します。
鮮度が3~5日ほどなので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
新ごぼうの湯がき方
アクの強い冬のゴボウは、5分程水にさらしたほうがいいのですが、新ごぼうは、さらしすぎたらいけません。
ごぼうの風味や香りが逃げていきます。
そのため、熱湯でサッと湯がくか、少量ならば熱湯を回しかけて湯通しするだけでも構いません。
皮にも含まれているポリフェノールが流れ出てしまうので、手やたわしで泥を落とす程度でも調理しても良いでしょう。
かんたんごぼう料理のレシピ
新ごぼうとマヨネーズのサラダ
材料(2人分)
新ゴボウ1/2本
にんじん 1/4本
<ドレッシング>
マヨネーズ 大さじ1
酢 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1
お好みで、白すりごま 大さじ1
下準備
にんじんは皮を剥いておきます。
ごぼうは、手でこすってよく洗っておきます。
作り方
①ボウルで<ドレッシング>の材料を混ぜ合わせます。
②にんじん、ごぼうを、千切り(ごぼうは、ささがきでもOK)にします。
③②を4~5分ゆでて、湯切りして、①と和えて完成
新ごぼうは、アクが少ないから、調理が簡単です。
きんぴらはもちろん、菜の花やアスパラガスなど、旬の野菜と炒めて、シンプルな塩味のパスタにしても美味しいですよ。
まとめ
この時期、新しい生活が始まり、疲れがたまりやすくなるでしょうが、春野菜で栄養をつけて、しっかり乗り切って下さいね!