もやしのおいしい食べ方
家計に優しく、低カロリーな「もやし」。そんな「もやし」を美味しくする方法をご紹介します。
下処理
ひげ根をとると、口当たりが良くなり、もやし特有の臭みも少なくなる。ひげ根は、指でつまんで折ります。ひげ根を取ったもやしは水を張ったボールに入れ、シャキッとしたら、ざるに上げましょう。
※水に長時間浸けっぱなしにしておくと、もやしの栄養素が抜け出てしまうので注意が必要です。
また、もやしは基本的に洗う必要がないとされていますが、洗うと特有の匂いがとれます。
茹で方
一袋に対し、1.5~2L位の湯の中に塩小さじ1/4と、酢小さじ1を入れます。もやしを入れたら、強めの中火で30秒~1分茹でます。茹であがったらザルに上げて水を切り、そのまま冷ましましょう。
※冷水に入れて冷やすと、水っぽくなって味が落ちるので注意が必要です。
塩や酢の効果で、もやし独特のクセが抜けて、見た目も白くきれいに茹で上がります。
炒め方
フライパンにサラダ油をひいて強火にし、もやしを入れてさっと炒めます。高温、短時間で炒めるのがポイントです。
※低温で炒めてしまうと水気が出てしまい、水っぽくなるので注意が必要です。
レンジ調理
栄養や旨みが流れ出ず、オススメです。
耐熱容器に入れて、100gあたり1分半程加熱します。もやしは水分が多いため、ラップはしなくても大丈夫です。
保存方法
冷蔵
保存期間1~2日。
もやしの呼吸作用を抑えて、品質低下のスピードを遅らせることが大切です。野菜室ではなく、低温のチルド室での保存がオススメです。
※氷温室等のチルド室よりさらに温度が低い場所は、もやしが凍ってしまう可能性があるので注意が必要です。
保存期間3日程度。
もやしは生のまま保存すると傷みやすいため、さっと加熱調理をしてから保存すると、日持ちします。
保存期間7日程度。
もやしを袋から出し、保存容器に入れて、もやし全体がひたるくらいの水を入れ、フタをして冷蔵庫にいれます。水は毎日入れ替えましょう。
※水にひたしていると、栄養素が流れ出てしまうため、冷凍保存がオススメです。
冷凍
保存期間2〜3週間程度。
袋のまま冷凍しても大丈夫です。しかし、特有の匂いをとるには、もやしを水洗いして、しっかり水を切ったあとに、保存容器で密封します。酸化を防ぐために、空気をよく抜いて冷凍庫に入れましょう。
※水気が残っていると霜の原因になるので、しっかり切るのがポイントです。
使うときは冷凍状態のまま、袋の上から軽くもむと、もやしがバラバラになって使う分だけ取り出しやすくなります。
味は低下しシャキシャキの食感がなくなるため、煮込んだり、強火で炒めたりして使うのがオススメです。
「もやし」が更に美味しくなる方法、良ければ試してみて下さい。