寒さ厳しい時に美味しい春菊の魅力って?
より一層冷え込みが厳しくなるこの時期ですが、立春を過ぎると暦の上では春を迎えます。
冬の間にたっぷりと栄養を蓄えた旬の野菜は、一足早く春の訪れを感じさせるでしょう。
そのなかには、漢方では食べる風邪薬という別名もある「春菊」も含まれています。
今回は、旬の野菜「春菊」にスポットをあてて、レシピをご紹介していきたいと思います。
是非、今夜の献立にお役立てください。
春菊の栄養は?
春菊の香り成分は、αピネンと呼ばれ、森林浴をした際に香りに含まれる物質と同じになります。
自律神経に働きかけるので、リラックス効果があります。
β-カロテンの含有量がかなり多く、他にもカルシウムや鉄、マグネシウムなど、骨を丈夫にする為のミネラルが豊富な栄養たっぷりの野菜になります。
春菊は胃腸を整える成分を持つので、咳を鎮める効果も期待できます。
その為、漢方では食べる風邪薬と呼ばれています。
春菊を使ったレシピ
春菊は生のままサラダにして、食べられることはご存じですか?
ほど良い苦味がクセになる美味しさで、お酒にもぴったりです。
生ならばカットすれば良いだけなので、献立にあと一品追加したいといった場合に最適です!
「春菊と豆腐のピリ辛サラダ」
〈材料2人分〉
春菊:½束
木綿豆腐:½丁
クルミ:40g
<ドレッシング>
ゴマ油:小さじ2杯
ラー油:小さじ1杯
ポン酢しょうゆ:大さじ2杯
〈作り方〉
①春菊ははの部分を手で摘み取り小房に分けて、ボウルに冷水を入れて、そこへ春菊を放ちましょう。
パリッとしてきたら、ザルに上げて水気を切りましょう。
②木綿豆腐は、さっと洗ってキッチンペーパーに包み、軽く水気を拭き取ったら、手で一口サイズに千切りましょう。
③クルミは手か、包丁を使ってザックリと砕きましょう。
④ボウルに全ての材料をいれたら、ドレッシングを入れて混ぜ合わせたら、器にもってクルミを掛けたら完成です。
美味しくするポイントは、ボウルに冷水をいれたら春菊をくぐらせて、パリッとさせることが大切です。
他にも生の春菊を使ったレシピは、春菊とワカメのナムルや春菊の白和えなどがあります。
メインで春菊を使いたい時は、牛肉と春菊を焼き肉のタレで炒めると簡単で美味しいメイン料理ができますので、是非試してみてください。
まとめ
バランスのよい献立を毎日考えて食べたいと思っていても、日々忙しくしていると、そこまで気が回らない日もありますよね。
そんな時には、この時期に栄養満点なお野菜「春菊」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
寒さ厳しい冬を、体の中から元気にして乗り切りましょう。