ぬいぐるみの洗い方
ぬいぐるみは、お部屋に飾って置くだけでも、自然とほこりとダニが付着しています。特に、小さいお子さんなどは、肌身離さず抱きしめている場合もあるため、できるだけ綺麗にしてあげたいですよね。ここでは、「ぬいぐるみの洗い方」をご紹介します。
【洗濯表示の確認】
ぬいぐるみに洗濯可能マークがついているか確認しましょう。例えば、表地がアクリル起毛、フェルトで、中身がポリエステルの場合は、自宅で洗えます。以下のようなぬいぐるみはクリーニング店に依頼しましょう。
◆人工皮革や革が使用されているぬいぐるみ
◆ウール素材や、中綿がポリエステル以外の素材のぬいぐるみ
◆機器や紙を使用していて、それらが取り外せないぬいぐるみ
◆色落ちしてしまうぬいぐるみ
◆大きいぬいぐるみやアンティークのぬいぐるみ
【手洗いの方法】
手洗いは、洗濯機で洗うより手間はかかりますが、型崩れしにくく、ダメージが小さいため、おすすめです。
①リボンやレースなどの付属品が付いていたら、外します。
②ブラッシングをして、できるだけホコリなどは先に取り除きます。
③バケツなどに、ぬるま湯と洗剤を入れます。
汚れが落ちやすいよう、ぬるま湯を使います。また、毛並みのふんわり感や、型くずれを防止のために、おしゃれ着用の中性洗剤を使いましょう。
④押し洗いします。
汚れが目立つところは、軽くこすって汚れを落とします。5分位を目安に、汚れが落ちるまで、優しく丁寧に洗いましょう。
⑤すすぎ洗いをします。
ぬいぐるみを軽く絞って、綺麗な水をためてすすぎをします。水を3回以上かえて、洗剤が残らないようにしましょう。
※洗剤残りは、変色の原因にもなるため、しっかりすすぎをしましょう。
⑥水に柔軟剤を溶かして、ぬいぐるみを30分ほどつけます。
柔軟剤は、繊維をなめらかにし、ふわふわにすることができます。また、ホコリを吸い寄せにくくします。
【洗濯機で洗う方法】
①②は手洗いと一緒です。
③ぬいぐるみをネットにいれます。
ネットに入れることで、型くずれなどの洗濯ダメージを防ぐことができます。
④おしゃれ着用の中性洗剤と柔軟剤をセットします。
⑤「手洗いコース」「ドライコース」などで洗います。
【脱水の仕方】
ぬいぐるみをタオルで包み、ネットに入れて、脱水をします。脱水時間は、やりすぎるとかたくなってしまうため、30秒位の短時間にしましょう。
【干し方】
①ブラッシングします。
毛の流れと逆にブラッシングすることで、毛が起きてふさふさになります。
②風通しの良いところで干します。
洗濯ネットにぬいぐるみを入れたまま、つまんで干す方法が乾きやすく、おすすめです。難しい場合は、平干しをして、型崩れしないように注意しましょう。
※湿ったままだと、匂いの原因にもなるため、中が乾くまで、しっかり干しましょう。
ぬいぐるみは、優しく丁寧に洗って、しっかり干すようにしましょう。