2020-09-18

トイレの簡単な掃除方法

毎日使うトイレは汚れやすく、匂いも気になるため、いつも清潔に使いたいですよね。また、急なお客様の訪問時にも慌てないよう、普段から掃除をして、汚れを溜めないよう、「トイレ掃除」の基本を簡単にまとめました。

掃除用具

トイレ掃除の基本は除菌です。シートは破れにくく、厚手で除菌効果があるものを選びましょう。使い捨ての方が簡単で掃除がしやすいです。厚手の使い捨ておしぼりやウェットシートでも代用できます。消毒用エタノールを用意して、気になる場所を除菌しながら行いましょう。

便器の中や裏までしっかり洗えるタイプのものを選びます。毎日こまめに掃除する場合はやわらかいスポンジタイプ、週一回の場合にはしっかりと汚れを落とせるブラシタイプがおすすめです。

順番は、タンク→便座→便器の中→便器の外。その後上から下へと掃除をしていきます。

①使い捨てのシートを使って、タンク部分を拭きます。

※シンクやレバーも忘れずに拭きましょう。

②使い捨てのシートを使って、便座部分を拭きます。

③トイレ用洗剤を便器の中に振りかけて、トイレブラシで便器の中の汚れを落とします。

※便器のフチの裏側は汚れがたまりやすいため、しっかりこすり落とします。

※「さぼったリング」と呼ばれる、輪っかのような汚れは尿石と水垢が混ざったもので、菌が溜まりやすく、汚れはさらに増えていくため、注意が必要です。

できたばかりの「さぼったリング」であれば、ブラシでこするだけでも簡単に落とせます。落ちない時は、酸性洗剤で溶かし落とす必要があります。

水溜まりの水位が多いと洗剤が薄まるため、トイレブラシを奥に差し込んで上下させ、水位を下げます。汚れを覆うようにトイレットペーパーを敷いて、洗剤をかけて、しばらく放置してからブラシでこすります。

④使い捨てのシートを使って、便器の下や側面を拭きます。

壁や床に飛び散った尿は雑菌と反応して、悪臭の原因となってしまうため、週一回を目安に、壁と床を拭いて、除菌をすることで、匂いを減らすことができます。

壁は、便器の両脇、腰の高さまでを重点的に拭きましょう。

床は、特に便器と床のつなぎの部分に汚れがたまりやすいので、しっかり拭きます。

※スリッパを使っている場合は、スリッパの裏も忘れずに拭きましょう。

憂鬱な「トイレ掃除」だとは思いますが、できるだけ汚れを溜めないよう、簡単にこまめに掃除するように心がけましょう。