新聞紙を活用した掃除
春は、新生活が始まる方も多く、家の片付けの際に新聞紙をまとめて廃品回収に出す方もいるのではないでしょうか?廃品回収に出すのもいいですが、掃除をする際に新聞紙が役にたつことをご存知でしょうか?ここでは、「新聞紙を活用した掃除」について、ご紹介します。
【新聞紙を活用した掃除のメリット】
新聞紙は、紙の中でも繊維が粗くて、汚れを絡め取ってくれます。水を含むと、界面活性剤と同じ働きをして、汚れを落とすことができます。水を含むことで、ホコリを舞い上げることなく、掃除をすることも可能となります。
また、文字に使われているインクは、ツヤ出し効果や、汚れの付着を防止するコーティング剤の役割もあるため、鏡や窓ガラスの掃除に大変おすすめです。更に、布巾で拭いたときのように、細かい繊維の残りもありません。
他に、玄関など、土ぼこりの汚れをぞうきんで掃除すると、洗うのに大変手間がかかりますが、新聞紙を使うと、捨てることができます。
【新聞紙を活用した、鏡や窓ガラスなどの基本的な掃除方法】
①新聞紙を丸めて、水に浸して、ギュッとにぎって軽く絞ります。
②上から下に向かって、水拭きをします。
※新聞紙をかたく絞るのは難しく、下から上に向かって拭くと、汚れた液がたれてしまうため、上から拭くのがポイントです。
③上から乾いた丸めた新聞紙で、乾拭きをします。
※水拭きした後に、手早く乾拭きをして水気を取らないと、水分が蒸発したときに、拭いた跡が残ってしまうため注意して下さい。
④窓枠などに垂れた水も、新聞紙で拭き取りましょう。
黒ずみなどの汚れも、新聞紙でこすって落とすようにしましょう。
※素手で掃除をすると、新聞紙のインクが落ちて、手が真っ黒になるため、手袋をするのがおすすめです。手についても石鹸で落とすことは可能です。
【鏡や窓ガラスを掃除した後】
玄関やベランダ掃除に、使った新聞紙を再利用することができます。濡れた新聞紙を撒くと、砂埃が立ちにくくなり、さらにホコリを絡めとります。また、濡れた新聞紙をぞうきんのかわりに、玄関などを拭けば、そのまま捨てることができて、ぞうきんを手洗いする手間を省くことができます。
新聞紙を活用した掃除、一度試してみてください。