フローリングの基本的な掃除方法
マンションの床は、特にフローリングが多いですよね。フローリングは、畳やカーペットに比べて、掃除もしやすく清潔に保ちやすいという傾向があります。
しかし、毎日人が何度も行き来する場所は、どうしても汚れてしまいます。
ここでは、「フローリングの基本的な掃除方法」についてご紹介します。
【頻度】
・1~2日に1回
フローリングはホコリが舞い上がりやすい素材なため、ワイパーかモップで、こまめに掃除するのがおすすめです。
・週に1~2回
ワイパーやモップでは取りきれないフローリングの溝は、掃除機をかけるようにしましょう。
・2週間に1回~月1回
水拭きは、床材を痛めてしまうことがあるため、やりすぎてはいけません。
・半年に1回
ワックスがけをすると、汚れがつきにくくなります。
【時間帯】
朝一番がベストです。人が生活している間に巻き上げられたホコリは、寝ている間に床に落ちるため、活動する前に取り除くのが効果的です。
【掃除方法】
①ドライタイプの掃除用ワイパーやモップで、ホコリや髪の毛を取りましょう。
先に、掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気でホコリを舞い上げてしまいます。
ワイパーやモップのかけ方は、左右に頭を振りながら、奥から手前へ動かします。
自分のところに、ホコリを集めるようなつもりで後退していきます。
②掃除機で細かいゴミを吸いとります。
ワイパーやモップでの掃除で残ったゴミを取るように、溝に沿って掃除機をかけます。
掃除機は、「押す」ときにゴミをかき出し、「引く」ときにゴミを吸い取ります。
「押す」「引く」の一往復にかける時間は、5~6秒を目安にして、ゆっくりと丁寧にかけましょう。
壁際やサッシとの境目はゴミがたまりやすいため、細口のノズルを使うのがおすすめです。
③水拭きをします。
落ちにくい汚れは雑巾で水拭きしましょう。
ウェットシートをつけたワイパーによる水拭きよりも雑巾のほうが力をかけやすいので、汚れが落ちやすくなります。
しかし、フローリングの素材は水分に弱く、床の劣化や変色の原因になってしまうため、水が床に残らないように固く絞った雑巾ですぐに乾拭きをします。
窓を開けて、換気もしましょう。
適切な頻度で、基本的な掃除をするようにして、フローリングを清潔に保ちましょう。