在宅ワークの定番「テープ起こし」の仕事って?
「特別なスキルはないけれど、スキマ時間に在宅で仕事がしてみたい」という方は多いのではないでしょうか?
「テープ起こし」は、パソコンとインターネット環境さえあれば、誰でも始めることができます。ここでは、そんな「テープ起こし」について、簡単にご紹介します。
テープ起こしの仕事内容とは?
テープ起こしは、会議やインタビューなどで録音された音声を聴き、その内容をパソコンを使用して文字に起こす仕事です。
最近では無料の音声認識ソフトなどもありますが、まだまだ正確に認識できない場面が多く、実際に「テープ起こし」の仕事はたくさん存在しています。
テープ起こしの仕事に向いている人とは?
「音源を聴き文字にする…」とだけ聞くと、簡単そうに思えるかもしれませんが、人の話し言葉には癖や無駄な言葉があり、その内容を正確に聞き取り、文章にする作業は思った以上に大変です。
未経験でも始められるものの、速くて正確なタイピングのスキルが必要となるほか、言葉の意図を正確に汲む能力、話している分野の知識、言語化する語彙力などが必要です。
とはいえ、上記については、仕事を続けるうちに自然と身についていく部分もあります。
スキル面は慣れなどで身についていくことをふまえると、テープ起こしに向いているのは、次のような人です。
・ひとりで黙々と作業することが苦にならず、根気のある人
・正確で丁寧な作業ができる人
・さまざまな分野に興味を持ち、探求心のある人
反対に単純作業が苦手な方や、人と接する仕事がしたい方には不向きといえるでしょう。
テープ起こしの報酬は?
基本的には1件あたり〇〇円というように、時給制ではなく報酬制です。
案件によって異なりますが、時給換算すると、平均的には数百円から1,000円程度が多いです。一方で、作業に慣れて速くテープ起こしができた場合、学会での発表といった専門的な内容である場合、英語のテープ起こしである場合などは、さらなる収入アップが期待できます。
いかがでしたか?
テープ起こしは慣れるまでは大変な部分も多いですが、経験を積むにしたがってスキルがあがり、収入もあがります。
また、タイピングスキルや語彙力の向上など、編集者やライターとして必要なスキルの取得ができ、自分のスキルアップにもつながります。
内職でスキルアップしたい方、知識を増やしたい方にはおすすめの仕事です。