抗菌・抗ウイルス効果で注目!「光触媒」、知ってる?
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、衛生意識が高まっています。アルコールをはじめ、いろいろな抗菌や抗ウイルス効果があるものが使用されるようになってきました。最近では、光と反応して抗菌や抗ウイルス効果を生む「光触媒」の商品が注目を集めています。ここでは、最近さまざまな商品が発売されている「光触媒」について、ご紹介します。
【「光触媒(ひかりしょくばい)」とは?】
「光触媒」とは、「酸化チタン」など、光を当てて、酸化還元反応を促し、菌を分解する作用を示す物質の総称です。
1972年に日本の科学者により、「光触媒」の基本的な原理が発見され、いろいろな効果があることがわかり、現在「光触媒」の作用を用いたさまざまな商品が出回るようになってきています。
【「光触媒」の作用】
・脱臭
・浄化
・抗菌
・抗ウイルス
アルコール消毒などは、液体のため蒸発してしまいますが、「光触媒」は固体のため、効果が持続するといわれています。スプレーの場合は、吹きつけると表面に光触媒の膜が形成され、発生する活性酸素がウイルスや細菌を不活化します。
【光触媒が使用できる場所】
とくに、病院や老人ホームなどで使われています。そして、公共施設や待合室、トイレを始め、高度の衛生レベルが求められる食品工場や飲食店などの食品関連施設では、雑菌類の増殖抑制に光触媒機能を用いる方法が有効に利用されています。
現在は、カーテンなどの家具や壁紙など、一般家庭の部屋でも使われるようになっています。衣類に吹きつけても、衣類が傷むことはありません。また、スマートフォンやパソコン、タブレット、ゲーム機などの電子機器にも使用することができるものもあります。
ただし、いろいろなタイプがあり、たとえば、光でも紫外線のみに反応するタイプでは、屋内や車内などでは効果が期待できないものもあります。
【光触媒スプレーの使い方】
簡単に使用できるスプレータイプの使い方をご紹介します。
①説明文を必ずよみ、使用してもよい場所はどこかを確認します。
②スプレーをよく振ります。
③対象物から、30㎝程度離して、まんべんなくスプレーをし、乾かします。
〈光触媒の注意点〉
・空間にむかってするのではなく、対象物に向けてスプレーをしましょう。
・洗ったりすると、効果がなくなるため、注意しましょう。
長期間効果が期待できる「光触媒」の商品、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
また、建物全体や店舗など、大規模な光触媒の使用を自分でやるのは大変です。
株式会社アソスなら、長年培った清掃のノウハウを活かし、お掃除と一緒に光触媒による抗菌・抗ウイルスも承っております。
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